データエンジニアを外注するには?各社ベンダーの特徴と相場を解説

デジタル社会において、データを用いた経営戦略は必須です。デジタル化の推進にともない、データエンジニアの需要が大きくなっています。しかし、労働人口の減少もあり、なかなか求める人材を採用できない企業が増えているようです。2019年に政府が実施した調査によると、2030年にはIT人材への需要に対して45万人が不足するとされています。(出典:経済産業省「IT 人材需給に関する調査」)

そのためデータエンジニアの社員採用が難しくなり、外注する動きが高まってきています。

外注の際には、ベンダーを利用する企業も多いようですが、数あるベンダーの中からどの企業を選ぶかは悩みどころです。Webで「データエンジニア ベンダー」と検索して出てきた情報を見ても、どの企業が自社に合っているか判断しにくいのではないでしょうか。

判断するポイントの一つとして、導入を検討しているデータ解析プラットフォームのパートナー企業から選ぶのもおすすめです。例えば、Google Cloud Platform(GCP)を検討中であれば、こちらのページにパートナー企業の一覧が掲載されています。

また、派遣型・常駐型などの契約形態や、サポートの手厚さ、単価などで選ぶのも良いでしょう。以下で、データエンジニアに強いベンダーと各社の傾向をご紹介します。

目次

データエンジニアを提供するベンダー5選

GCPの導入支援などを行うベンダーをピックアップしました。それぞれの特徴を見ていきましょう。

株式会社データ・エージェンシー

[概要]

GCPを活用したデジタルマーケティング支援サービスを提供する企業です。具体的には、Google BigQueryによるデータ統合・解析支援や、独自AI・機械学習モデル開発・運用による行動予測支援などを行っています。

[特徴]

データエンジニアの採用から案件運用までを一気通貫でサポートする「伴走型」のスタイルが特徴です。リモート採用により全国各地から優秀なデータエンジニアを集めているため、オフィス付近のエリア採用では見つからなかった人材にも出会えます。

[おすすめポイント]

即戦力人材を提供できることに加え、チーフエンジニアがマネジメントを行うため採用後の管理コストを抑えられます。そのため、外注エンジニアのマネジメント経験が少ない企業におすすめです。

常駐ではなくリモート型の人材提供のため、場所・機材を確保するコストもかかりません。

クラウドエース株式会社

[概要]

GCP活用の総合支援サービスを提供しています。これまでにGCPの導入を支援した企業は400社以上。確かな実績と経験があるため、安心して相談することができます。

[特徴]

クラウドエースでは、GCPを利用する際の不明点などに答えるカスタマーサービスを提供するほか、専門エンジニアによる構築・運用支援や、Google Cloud上で利用できるアプリケーション開発などを行っています。需要に応じて柔軟にサービス内容を選べるのが特徴です。

構築・運用支援においては、システム面での技術支援に加え、ビジネス面での課題解決もサポートしています。

[おすすめポイント]

GCPの認定資格保有者がプロジェクトメンバーとして参画して最適な支援を行うため、GCPの知識が少ない企業にもおすすめです。

株式会社トップゲート

[概要]

GCPを活用したクラウドソリューションを提供する企業です。GCP環境でのシステム開発だけではなく、その前段階の企画や、技術トレーニング、コンサルティングなどをワンストップで行っています。

[特徴]

コンサルティングサービスにおいては、コミュニケーションツールを通して技術面での質問ができるのもポイントです。特に、社内に知識を持っている人がいないようなケースにおいては、トップゲートは気軽に頼れる良いパートナーになるでしょう。

[おすすめポイント]

データエンジニアを新しく採用することなく、外部の知見を借りることができる点が大きなメリットであるといえます。

エッジテクノロジー株式会社

[概要]

エッジテクノロジーはAI導入支援に強みを持っているのが大きな特徴です。ディープラーニングの技術を使った画像解析やテキスト解析を中心としたデータ活用サービスを提供しています。

[特徴]

これまでに支援した企業は250社以上。1,000名以上が登録するフリーランスネットワークを持っており、顧客の需要に応じたチーム編成ができます。

AI人材を中心とした派遣サービスや正社員採用の支援なども行っており、需要に応じて常駐にも対応できます。

[強み]

ビジネス課題の整理など、AI導入前の上流工程から支援できることも強みです。

株式会社アピリッツ

[概要]

ここまでGCPの導入支援などを行う企業を紹介してきましたが、アピリッツでは、AWSを活用した大規模システム開発や、ECソリューションの提供を行っています。例として、デジタルコンテンツ配信サービスや、情報メディアサイト、求人サイトなどの開発実績があります。

[特徴]

データ活用の領域においては、Webサイトの運用におけるGoogleアナリティクスの導入支援を行っています。KPI設計から、解析環境の構築、PDCA運用など、Webサイトの最適化に必要な支援サービスをワンストップで提供しているのが特徴です。

Webサイトの開発やデータ活用を検討している企業に向いているのではないでしょうか。

[人材派遣について]

常駐型エンジニアの派遣も行っていますが、ゲーム・Web開発に特化しているようです。もし人材派遣も依頼したい場合は、自社の需要に合うかどうか確認のため一度問い合わせてみると良いでしょう。

データエンジニア外注の相場

データエンジニアを外注する際に気になるのが相場です。外注にかかる費用は、依頼内容や人材の経験・スキルによって大きく異なります。

最低ラインは1人あたり月額30万円程度です。即戦力人材だと80〜130万円は見ておく必要があるでしょう。

特に、システム導入や開発などの技術サポートだけではなく、上流工程の企画やコンサルティングもできる人材の場合は単価が高くなる傾向にあります。プロジェクトマネージャーやシニアエンジニアレベルだと100万円を超えるケースもざらにあるようです。

やりたいことに応じてベンダーを探し、まずは問い合わせてみて価格感と需要がマッチするかを確認すると良いのではないでしょうか。

最後に

大事なのは、そのベンダーが信頼できるかどうかを見極めること。依頼内容と価格感が合わないと感じた時には、疑問を残さないようしっかりと確認するのが重要です。

データエンジニアの派遣を行うベンダーは多くありますが、その中でもデータ・エージェンシーはお客様が抱える課題に向き合い、技術提供を中心に、必要とあらば人材採用から教育、案件運用までを全てサポートする「伴走型」のスタイルが強みです。

データ利活用からデータエンジニア人材の確保まで、まずはお気軽にお問い合わせください。

https://www.dataagency.co.jp/#contact

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